クラミジアを放置するとどうなるか

診察する医師

クラミジア感染症は、ほぼ無症状なのですが、わからずに放置しておくと重篤な病気に発展してしまうこともあります。

例えば、男性では「前立腺炎」「副睾丸炎」「尿道炎」などがあります。

女性では「子宮内膜炎」「子宮頸管炎」「卵管性不妊症」「子宮外妊娠」「骨盤内付属器炎」などがあります。

実は性器クラミジアは、淋菌や他の感染症と重なって感染していることもあり、淋菌性尿道炎の感染者は20~30パーセントの確率でクラミジア感染しているといわれています。

又、とても恐ろしい事実なのですが、クラミジアを放置しておくとHIV(エイズ)に5割ほどかかりやすくなってしまうのです。

実際にあった女性の話をしましょう。

朝起きてベットから起き上がろうと思ったのですが、下腹部があまりの痛さで起き上がることもできなかったそうです。

歩くこともできず旦那さまに抱えられて病院に行ったところ、「卵管がかなりの炎症をおこしている」ということで緊急手術となりました。

無事手術が終わり、後で担当医の先生に原因を聞いたところ、「卵管がクラミジア感染していた」ということだったのです。

その時女性は、クラミジアは性器以外にも感染してしまうということを初めて知り、とてもおどろいたようです。

卵管が炎症をおこす原因としては、大腸菌の感染が多いそうなのですが、最近ではクラミジアが感染していることも度々あるそうです。

その女性は幸い、左の卵管の少しを採ってすんだようですが、最悪の場合は子供を生むことの出来ないくらいダメージをおおっていたかもしれないのです。

これは女性としてはとても悲しいことです。

この女性は何度かクラミジア感染しており、病院で完治したつもりでいたようなのですが、こういう結果となってしまいました。

もっと知識を持って行動していれば、このような結末にならずにすんでいたかもしれません。

自分では完治したと思っていたはずが、最後にこのような結末になってしまった・・・ということは、いかにクラミジア感染しても症状が出てこず、長い間気が付かずに過ごしてしまっていた・・・という恐ろしい事実なのです。

kensa1