クラミジアに感染するとエイズの感染率が高くなるのか?

性感染症、中でもクラミジアは非常に多い病気であるにも関わらず、症状が軽いうえ「所詮他人ごと」という考えが広まっているせいで、かなり残念な事態が急増しているのです。

性感染症の中でも4人に1人は感染していると言われるクラミジアをここでは主に取り上げますが、性交渉がある以上、当然他の性感染症にかかる確率は増減します。

中でも1番危険なものはエイズ(HIV)ですね。

クラミジアの場合は、かかった患者本人の苦痛よりは、病状が進行して不妊になったりする弊害の方が大きいのですが、HIVの場合は本人の命に関わります。

一生薬を飲み続けなければなりません。

また妊娠出産にも影響が出てきます。

ただしHIV患者が子供を持てないわけではありません。

男女どちらが感染していても、事前の対策をきちんと考えておけば「子供のいる家庭」を築くことは可能です。

そんなHIVとクラミジアの関係ですが、クラミジア感染者は普通の人よりHIV感染リスクが5倍ほど高いのです。

クラミジアは粘液から感染します。つまり粘液部分~口の中や性器といった部分が、病気の炎症で弱くなっていたり、損傷していたりする可能性が高いんですね。

その分、他の性感染症の病原菌が入り込みやすくなるんです。

2013年の時点でHIV感染者は30代が最も多く、続いて40代、20代になっています。

実際の発症年齢は40代以降が多数です。

HIVは感染してから発症までの潜伏期間が10年と長いため、このような結果になります。

さて、次にクラミジア感染者ですが圧倒的に20代が多いのです。ついで10代後半、30代前半、どちらかというと女性に多く見られます。

これを先のHIV感染データに当てはめてみましょう。今のクラミジアの近年にない患者数を考えますと、30、40代でHIV発症、働き盛り、人生の1番楽しい時期にHIVという重い病気を抱えることになるのです。

ここが、クラミジアの怖い所なんですよ。

早くから手を打てば、性感染症は血液検査ですので、クラミジア、HIV共に結果が解ります。

またコンドームでどちらもかなり感染を防げます。

性感染症の意識のあるなしで、中高年以降の人生が変わるのです。

kensa1