クラミジアに自然治癒はあるか?

性感染症であるクラミジア、放っといても治るんじゃないの?と思いませんか。

だって風邪って誤魔化しているうちに自然に治りますよね。

レアケースではガンが治る人もいます。

こういうことを考えますと、完全に自然治癒しないとは言い切れません。

実際、自然治癒したデータを集めた海外論文もあります。

とはいっても実際には、クラミジアは免疫力だけで退治するのが難しいのです。

しかしそれ以上に怖いのは、自然治癒に任せておくと、症状が消えた時点で「治った」と思い込んでしまうことです。

実際は自然治癒したと思っても体内に細菌が残っているケースが大半です。

細菌性の病気は抗生物質で治療をします。抗生剤を処方されたことがある人なら「症状が消えてもすべて飲みきってください」と言われたことがあるでしょう。

体内に細菌があることと、本人の症状がないことは別なのです。

体内に細菌やウイルスが残っていると、自分に症状が無くても他の人に移す可能性があります。

インフルエンザなどにかかると、症状が治まっても「自宅待機」することが決まっていますね。

これは周囲の人に病気をうつさないためです。

クラミジアの1番困る点は「感染しやすい」点なのです。

元々発症しても症状が軽く、性感染症意識の低い人はそのまま性交渉をしてしまい、すぐ相手に感染します。

そして女性の場合、症状が軽いばっかりに気づいた時には不妊という不幸が、最近とても増えているのです。

治療を受けることで、まずクラミジアに感染しているかどうかが解ります。そして血液検査で体内に細菌がいるかどうかも調べられます。

クラミジアの治療は、治療後の検査で1度陰性が出たからおしまい、になるわけではありません。

治療直後に陰性になっても、まだ「細菌の残り」がいる可能性があるのです。

従って4週間後に、もう一度検査をして、陰性だった場合「完治」ということになるのです。

自然治癒の落とし穴は「完治したかどうかの保証がない」という点にあります。

感染しやすい病気だからこそ「完治した太鼓判」をもらうためにも、病院での診断が大事なのです。

kensa1