性行為以外に感染するルートはあるのか?

セックスの時に気がかりなことは、まず妊娠、性感染症はかなりの他人事だと思われているようです。

このため蔓延しやすいクラミジア性感染症は、ものすごい勢いで20代女性を中心に増えているのです。

クラミジアは不妊の元になりますから、少子化がより進んでしまう心配さえしてしまうほどの、重大事なのです。

その反面、性感染症は「風呂やトイレで写るのかも、人と同じものを触りたくない」という不要な清潔志向も蔓延しています。

クラミジアは、基本的には性行為以外では映りません。

クラミジア菌というのは、体液=膣分泌液、精液、唾液からしか感染しないからです。

つまり粘液が触れ合う行為でなければ感染はしないのです。

もちろん、唾液感染や体液感染ですので、少量の唾液や、トイレの便座に精液がついていた場合に、そこから100%感染しないとは言い切れませんが、相当なレアケースだと思っておくといいでしょう。
 
クラミジアは、外界では生命力が弱い菌なので、基本的にそういう場所で生きていないのです。

またクラミジア菌の面白い特徴として「人の細胞に寄生していないと生きられない」という性質があります。ですから、トイレ、風呂などに精液などが残っていたとしても「死んだ細菌、瀕死の細菌」なのですね。

裏を返せば、セックスは元より、ディープキスのような粘液から粘液へダイレクトにつながる行為は、クラミジアが1番喜ぶ状況です。

生きた細胞同士が接触するため、「クラミジアの家」がどんどん増えていくことになります。

だから、性感染症の中でも最も数が多く、婦人科などで最近大問題になっているのです。

またクラミジアは、抗生剤の投与で治りますが、たまに「残党」がいます。これが時を経て復活することもあるのです。

しかも、クラミジアは母子感染をします。赤ちゃんは産道=粘液の道を通って生まれますね。

母親がクラミジア菌を持っていれば、かなりの高確率で感染します。

日常生活での感染を気にすることはないかわりに、「性行為」を持つ人なら必ず頭に入れておかなければいけないのがクラミジアなのです。

kensa1